旧中山道歩き ⑩三留野宿~馬籠宿
 行動日  2015-12-19 歩行時間  ≒5時間 
歩行区間   三留野(南木曽駅)~馬籠宿  歩数 19220歩 
今回のコースは南木曽駅からスタートとしました。前回が三留野宿を越え、南木曽駅に到着しましたので。
さて、今回の妻籠宿・馬籠宿共JR駅より離れており帰路は電車で戻れない、ならば宿場で宿泊をと目論んだのですが大抵が休業中との事(馬籠宿)、で考え着いたのが馬籠宿到着でバスを利用し中津川駅前宿泊し、翌日再びバスで戻り馬籠宿から落合宿~中津川宿と歩く事にしました。家からの距離が遠い為スタートが遅くなる事で苦慮している次第ですが諦めないでやり抜きますぞ!。 
  
10時過ぎに南木曽駅に到着しました。車を駅前に置かして頂き出発です。

線路伝いに歩き横断橋を渡り旧道に入ります。SL(D51)が保存されている公園の脇を歩きますが、今冬一番の寒気の為霜が降りて一面真っ白になっています。気温はー2度位でしょうか。


街道は集落が現れそしてなくなり、又現れ、、、を繰り返す毎度のパターンと感じて来ました。この道は竹林が多く気持ちがいいです、そして石畳となってきました。


一里塚を通過、この一里塚は両方対の小山状態で保存されていました。あ!再びありました。飛出し注意の「飛出し君」この看板に魅せられています。写真左は道しるべです。「中山道蛇石」と書かれている様です。
11時妻籠宿に入りました。脇本陣・本陣を見て桝形通路が又ありました。ここ妻籠宿は日本で最初に復元と保存を行った処だそうです。

      
     右上へ⇒

本当にタイムスリップです。家の木が和みますね。

あっちを見たり、こっちを見たりして昼食時間が迫っているのを忘れかけていました。連れとはそれも話さなかったのですがふと、「お昼だ~!」と、でも何も持って来ていません、どうしようか状態で歩いていると妻籠宿は離れてしまってます。男垂川の神明橋を渡ると大妻籠宿が見えて来て、民家風の食堂があり、丁度12時お昼ですよ~!と入りました。


結構長い石畳の坂道です、う~ん何となく箱根峠越えのそれに似ています。ただ日が入るのと、晴れが続いている性か滑らず歩き易いです。下り谷を越え分岐案内があり、左手が中山道ですが吉川栄治の「宮本武蔵」にも出てくる男滝・女滝の名瀑がある、という事で右手廻りとしました。

又山歩きとなって来ました。ここからは熊対策として各所に「鐘」が置かれています。入山する時には叩いてから入る様に!と案内してあり早速カン!カン!とやりました。(もう氷点下になるんだから冬眠でしょう)

       右上へ

左下の写真は山道内にある「神居木(かもいぎ)」とその説明板です。下枝が皆立上って特異な枝ぶりとなっており天狗の腰掛」と言ってるそうです。枝を切るとたたりに合うのだそうです。


坂道が終わった処、一石栃白木改番所跡がありその先に一石栃立場茶屋がありご主人よりお茶を頂きました。有難う御座いました。12月に入ると流石街道歩き屋も減っているそうです。


14:00積雪もあり登りがきつくなって来ましたが、登山靴を履いて来て正解でした。全く快適に馬籠峠山頂に付きました。
そして15:00馬籠宿高札場に到着です。いや~!賑わっていますね、圧倒的に中国語が聞こえて来ました。国際観光地なんですね。



      
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